2003年9月28日日曜日

食事について

抗ガン剤使用中は、よく食べることが困難になり食欲が無くなることもある。加えて吐き気、嘔吐、構内のただれなどの副作用により食事自体に困難を来す場合がある。味覚が変わる患者もいる。また、なんらかの不快感や疲労から食欲がなくなることもある。

よく食べることは体重減少を予防し、体力回復と正常な細胞組織を再建するのを助ける。特に抗ガン剤使用中は細胞が破壊されるため、十分なカロリーと特に良質なタンパク質摂取は重要な意味がある。ガン治療中の患者でよく食べられる患者はしばしば、体調よく回復し抗ガン剤の副作用を軽減したり、副作用で落ちた免疫力の低下をカバーしたりという効果が認められる。

食事の原則
毎日、いろんな種類の食事を摂取することが重要。以下のようなグループからそれぞれ満遍なく食事を取ること。

  • 野菜、果物:生野菜と調理した野菜、果物、そしてフルーツジュースは身体に必要なビタミン(例えばAやC)やミネラルを供給してくれる。

  • 蛋白質を含んだ食事:蛋白質は身体に治癒力とと免疫力をつける。肉、魚、鳥、卵そしてチーズは多くのビタミンやミネラルと共に蛋白質を含んでいる。

  • 穀物:パンや麺、シリアル(例えばコーンフレーク)、そして米は豊富な炭水化物とビタミンBを含んでいます。炭水化物は重要なエネルギー源となる。

  • 乳製品:牛乳や他の乳製品は蛋白質と多くのビタミンそしてカルシウムの供給源。


米国国立をガン研究所は、効果が証明され公けに認知され治療プログラムにそって食事も素人療法をしないことを強く以下のように力説している。従って、ビタミン剤などによる摂取を行わないこと。

”効果が証明されていない”治療法を受けている人々は、治療に費やすべき貴重な時間を無駄にし、ガンをコントロールし回復する機会を逸してしまいます。あなたが市販のビタミンやミネラルの錠剤や健康補助食品をとる前に主治医や栄養士に相談して下さい。ビタミンやミネラルの過剰は欠乏と同じくらいに危険なことです。ビタミンの過剰がガンの治療を中断することさえあります。



詳細は、CNJ情報ライブラリーに掲載されている。献立の例、特定の栄養を増やすヒントなどもある。

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