2003年10月16日木曜日

ピンポイント照射

明るいがん治療―切らずにピンポイント照射で最近紹介された治療法。
従来の放射線治療は、体の正面背中などからの2方向からの照射で広範囲に照射する反面正常な組織への影響も大きく照射量も限られていた。このため、肺ガン治療に関しては治癒効果の薄く補助的な治療法とされてきた。

ピンポイント照射は、CTスキャンと組み合わせて多方向から立体的に照射を集中させることで、効果を大幅にアップする一方他の組織への影響を少なくすることが可能となった。

防衛医大では、早期肺ガンの場合5年生存率が75%と手術に劣らないという結果も出ている。手術に比較すると、体への負担も小さく術後の後遺症などのリスクも小さい。3センチ以内の早期ガンであれば、対象とすることが可能で、約一ヶ月の通院で治療が可能という。

現在、ピンポイント治療を行える医療機関は以下の通り、

  • 北海道大 011-716-1161

  • 札幌医大 011-611-2111

  • 東北医大 022-717-7000

  • 宮城県立がんセンター 022-384-3151

  • 山形市立病院済生館 023-625-5555

  • 竹田総合病院(福島) 0242-27-1511

  • 防衛医大(埼玉) 042-995-1511

  • 癌研究会病院(東京) 03-3918-0111

  • 東京都立広尾病院(東京) 03-3444-1181-

  • 東京都立駒込病院(東京) 03-3823-2101

  • 国立国際医療センター(東京) 03-3202-7181

  • 山梨大 055-273-1111

  • 北里大(神奈川) 042-778-8111

  • 順天堂大付属順天堂伊豆長岡病院(静岡) 055-948-3111


2003年10月12日日曜日

抗ガン剤投与その後

先月末に第一回目の抗ガン剤を投与してから、約二週間。
大した副作用も出ず、今日の検査でも血球の減少などは対処を必要とするレベルまでは深刻ではないとのこと。今日は外出許可も出て自宅で連泊。血球の減少が懸念されたほどではないため、恐れていた風邪などによる肺炎への影響も今のところはそれほど危険度は高くない。

2003年10月11日土曜日

先生との面談と告知

遠方なので先生と話をする機会がなかったが、やっと話ができた。
やはり、手術不能、つまり根治不能で半年くらいだろうと告げられる。抗がん剤についても、現時点ではもう根治はできないものの進行を遅らせる可能性と体への負担とを見定めながら使っていることを説明された。

事実と、そこからの判断を論理的に説明してもらえたので良かったと思う。

家族は反対していたが、抗がん剤の継続については辛さと進行状況で本人が判断すべきと思うので、本人に根治しない事、医者が判断している余命、抗がん剤の効用とリスクを説明した。しかし、「これから頑張って直して行かないと」と理解が及んでいないようで歯がゆい。辛いなら頑張らなくてもよいんだよ。

2003年10月3日金曜日

山王病院

ホスピスの例として山王病院のパンフレットを貰った。


ここでの入院費用の目安:
 一月の入院両= 340,650円
高齢者で老人医療受給者証を持っており、1割負担の場合上記の金額が40,200円(上限、2割負担の場合は80,400円)
 上記の追加して食事代 23,400円
 トータルで63,600円 + α(電話代、おむつ代など必要に応じて)