従来の放射線治療は、体の正面背中などからの2方向からの照射で広範囲に照射する反面正常な組織への影響も大きく照射量も限られていた。このため、肺ガン治療に関しては治癒効果の薄く補助的な治療法とされてきた。
ピンポイント照射は、CTスキャンと組み合わせて多方向から立体的に照射を集中させることで、効果を大幅にアップする一方他の組織への影響を少なくすることが可能となった。
防衛医大では、早期肺ガンの場合5年生存率が75%と手術に劣らないという結果も出ている。手術に比較すると、体への負担も小さく術後の後遺症などのリスクも小さい。3センチ以内の早期ガンであれば、対象とすることが可能で、約一ヶ月の通院で治療が可能という。
現在、ピンポイント治療を行える医療機関は以下の通り、
- 北海道大 011-716-1161
- 札幌医大 011-611-2111
- 東北医大 022-717-7000
- 宮城県立がんセンター 022-384-3151
- 山形市立病院済生館 023-625-5555
- 竹田総合病院(福島) 0242-27-1511
- 防衛医大(埼玉) 042-995-1511
- 癌研究会病院(東京) 03-3918-0111
- 東京都立広尾病院(東京) 03-3444-1181-
- 東京都立駒込病院(東京) 03-3823-2101
- 国立国際医療センター(東京) 03-3202-7181
- 山梨大 055-273-1111
- 北里大(神奈川) 042-778-8111
- 順天堂大付属順天堂伊豆長岡病院(静岡) 055-948-3111
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